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周期療法

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周期療法は生理周期に合わせて漢方薬を使い分けて
妊娠の確立を高める治療法です

周期療法は生理周期に合わせて漢方薬を使い分けて妊娠の確立を高める治療法です

周期療法は中国で1960年頃より考えられてきた比較的新しい治療法です。女性特有の生理周期による体温変化やホルモンの変化を中国医学の伝統的な陰陽論と結合することにより考えられました。
新中国が誕生してから西洋医学の考え方と中国医学の伝統的な治療法に結合して様々な治療法が考えられていますが、この周期療法も中西医結合によって生まれたすばらしい治療法です。

周期療法の治療方針

基礎体温から体質を判断

周期療法 Q&A

周期療法の治療方針

周期療法の治療方針

周期療法は中国で1960年頃より考えられてきた比較的新しい治療法です。女性特有の生理周期による体温変化やホルモンの変化を中国医学の伝統的な陰陽論と結合することにより考えられました。
新中国が誕生してから西洋医学の考え方と中国医学の伝統的な治療法に結合して様々な治療法が考えられていますが、この周期療法も中西医結合によって生まれたすばらしい治療法です。

あなたの基礎体温はどのタイプですか?

周期療法を行う際は、基礎体温の情報から体質を判断します。
代表的な5つのタイプの基礎体温について解説します。

正常タイプ

正常な基礎体温は以下のグラフのように
・高温期が12〜14日続く
・高温期と低温期の差が0.3〜0.5ある
低温から高温へ1〜2日以内に移行する
という3つの条件が揃っています。

正常タイプ

低温期が長く、高温期が短いタイプ

不妊症の方に比較的良く見られるタイプです。卵子の成熟が悪く排卵が遅れ、その結果黄体ホルモンの分泌が悪くなります。西洋医学では黄体機能不全、軽度の排卵障害などが考えられます。

低温期が長く、高温期が短いタイプ

高温期への移行が緩やかなタイプ

このタイプも不妊症の方に比較的良く見られます。西洋医学では黄体機能不全、排卵障害、高プロラクチン血症などが考えられます。

高温期への移行が緩やかなタイプ

波動が激しいタイプ

ストレスが多く、自律神経が不安定な方に良く見られます。西洋医学では高プロラクチン血症、月経前緊張症候群、自律神経失調症などが考えられます。

波動が激しいタイプ

低温期が短いあるいは体温が高すぎるタイプ

低温気が短く排卵が早い或は低温期の体温が高すぎるタイプです。西洋医学ではホルモン分泌過多が考えられます。

低温期が短い或いは高すぎるタイプ

高温期がないタイプ

いわゆる無排卵です。西洋医学では卵巣機能不全、多嚢胞性卵巣、高プロラクチン血症などが考えられます。このタイプは排卵がないので、周期療法を行うことが難しいです。無月経の場合は捕腎+養血+活血の漢方薬を症状により加減して服用します。

高温期がないタイプ

周期療法 Q&A

お問い合わせの多い周期療法に関する質問をまとめてみました

なぜ周期療法が効くのでしょうか?

漢方薬はもともと不妊症に効果的ですが、生理周期に合わせて漢方薬を飲みわける周期療法は、より効果的です。女性の体は生理周期(生理期、低温期、排卵期、高温期)によって女性ホルモンの分泌が異なります。基礎体温の形と自覚症状により体質を判断して、体質に合った漢方薬を調合します。

病院の治療と併用できますか?

もちろん併用できます。小島薬局に不妊相談に来られる6割~7割の方は、現在または過去に病院で不妊治療を行っています。体外受精を行う方もいますので、排卵誘発剤やホルモン剤の特徴に合わせて漢方薬を使うことで、副作用を軽減して良い効果を得ることができます。

漢方薬の値段はいくらくらいですか?

生理周期の状況や結婚後の期間、婦人科疾患の有無などにより異なりますが、周期療法を行うと1ヶ月で1万5千円〜3万円ほどになります。年齢が若い方で特に婦人科疾患がない方はもう少し安くなりますが、30代後半以降で不妊期間が長い方や特定の婦人科疾患がある方はもう少し高くなることもあります。

なぜ漢方薬を飲むと
妊娠しやすくなるのでしょうか?

妊娠はよく畑と種に例えられます。種は精子と卵子が結合した受精卵、子宮内膜が畑にたとえられるわけです。つまり、畑である子宮内膜に適度な栄養(血液)と水分、そして温かさがあれば受精卵が良く育ちます。漢方薬は子宮や卵巣を温め、骨盤内の血流を良くして、妊娠しやすい体質作りを行うことが できます。