HOME > 妊娠中・産後の漢方
妊娠中や出産後は劇的な体調の変化や気持ちの変化など、不調を感じやすくなる時期です。そんな時期を少しでも健やかに過ごすためのひとつの方法として妊娠中・産後に飲める漢方薬をご紹介します。
妊娠初期につわりはよく見られる症状です。個人差がありますが、ひどい人は吐き気で食欲もなくなります。漢方薬でかなり防止できます。
この症状に使用する主な漢方薬
妊娠初期は流産の防止が最重要になります。特に心音が聞こえるまでは妊娠を安定させる漢方薬の服用が望ましいと思います。漢方により妊娠を安定させ、切迫流産の防止することができます。ただし、子宮外妊娠や胞状奇胎などは漢方薬での治療は難しいです。
この症状に使用する主な漢方薬
妊娠中は胎児に鉄分をとられるため、鉄分は普段の1.7倍多く取る必要があります。鉄分不足は疲れやすくなったり、めまいの原因になります。また未熟児や低体重児の原因になるという報告もあります。鉄分の吸収をよくして体調を管理するためには各種ビタミン・ミネラルもバランスよく取ることが大切になります。
この症状に使用する主な漢方薬
悪露は産後7日~10日たつと、赤色から茶褐色になり、量もだんだん減ってきます。一般に産後4週から6週くらいのうちになくなります。漢方薬は悪露をスムーズに減らして子宮の回復を助けます。
この症状に使用する主な漢方薬
漢方医学では母乳は血液の余りと考えています。血液が不足すると母乳の分泌も悪くなります。一方、母乳が十分にあってもストレスなどで気血が滞ると胸が張ってうまく出ないことがあります。
この症状に使用する主な漢方薬
出産はかなりの出血と体力の消耗を伴いますので、産後は十分な鉄分の補給と休養が必要です。漢方薬は貧血防止と体力の回復に高丘的です。
この症状に使用する主な漢方薬
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